【元廃人】ゲーム依存症なんて大した問題じゃないって話【体験談】
5月には「ゲーム障害」は世界保健機関(WHO)による病気の世界的統一基準である国際疾病分類(ICD)の最新版に追加されることが正式決定されます。
ほーん。ゲームが病気とは時代を感じますな。
私は元ネトゲ廃人です。このサイトの定義によればゲーム依存症でした。
MMORPGというオンライン上でほかの人と一緒にモンスターを倒すゲームをしていました。
その合計プレイ時間約2500時間。
1年間とちょっとでこのプレイ時間です。1日6,7時間ですね。ヤバイです。
このゲームにはまったのが高校2年生のとき。そう。1年後に受験を控えています。
もちろん受験は失敗。滑り止めの大学に通っています。
「いやダメじゃん!ゲーム依存症ダメじゃん!」
確かに。人生の大きな転機を失敗という形で迎えたのはよくありませんね。
しかし、"ゲームを通して" "受験失敗を通して" 学んだことも多いですよ。
ゲームを通して学んだこと
- 結局現実と同じ。強いのは"継続"ができる奴。
- 確率への向き合い方。とにかく試行回数が大事。
- 経済や需要供給を学んだ。ブルーオーシャンが自然と理解できた。
受験失敗を通して学んだこと
- 強いのは"継続"ができる奴。付け焼刃じゃ身につかん。
- 親への感謝。こんな聖人他にいない。
- "挫折" 人生甘くないんだなって。
ゲームを通してってのは私がやってたのがMMORPGだからってのもありますね。これほとんど現実ですよ。一番やってて現実に影響が(良くも悪くも)あるゲームだと思います。
受験失敗に関しては、私の高校受験も影響があります。当時塾のみの勉強でしたし、当日インフルエンザで受けて合格したので、
「あれ?受験って楽勝じゃね?」
とどこか思っていたのかもしれませんね。
ここからが本題。
なぜゲーム依存が大した問題じゃないのか。
よく、「ゲームの真似をして殺人した」とかいう事件を聞いて
「ゲームと現実の区別がついていない!」っていう人いるじゃないですか。
一番その区別がついていない人、あなたですよ。
ゲームも現実で起こっていることです。なぜ2次元だ3次元だと区別してしまうのか。
ゲームの中で手に入れた"人生の経験値" は確実に人を成長させます。
幼いときにゲームをさせておけば"経験値"としてそれがたまります。
すると大人になったときには"ゲームに対する価値観"というスキルが手に入ります。
それが今の私です。
「ゲームは成功体験ができるツール」
これが私なりのゲームへの解ですね。
そもそも依存できるものがあるだけ良いのでは?
しかもゲームじゃん。犯罪じゃないよ。
麻薬依存。アルコール依存。ニコチン依存。
こんなのよりよっぽどいいのではないですか?
ほら、大したことない。
以上。元ゲーム依存がゲーム依存について語りました。